Silent Tone Recordのブログ

2012年10月よりクラシック・レコードの通信販売専門店として開業したSilent Tone Recordのブログです。大学で西洋クラシック音楽をはじめアジアの民族音楽を学んだ店主がクラシック音楽を中心に、音楽、食、旅、日々の出来事を綴っていきます。

2013年03月

昨日Livedoorデパートに新着LP&自主制作CDRを更新しました。
名演、珍盤、興味深いものが幾つかあります、後日それぞれのコメントを書ければと思っています。


41920814192081











マーラー:交響曲9番/L.バーンスタイン指揮コンセルトヘボウo./419 2081




25308832530883











チャイコフスキー:交響曲4番Op.36/H.v.カラヤン指揮ベルリンpo./2530 883




25302162530216











シューベルト:交響曲1,2番/K.ベーム指揮ベルリンpo./2530 216




DQL500DQL500











シューベルト:SQ14番「死と乙女」,12番「四重奏断章」/レーヴェングートQt./DQL 500




SAX2411SAX2411











ブラームス:Vn協奏曲Op.77/D.オイストラフ(vn)O.クレンペラー指揮フランス国立放送o./SAX 2411




SAX2506SAX2506











シューマン:交響曲3番Op.97「ライン」,マンフレッド序曲/G.セル指揮クリーヴランドo./SAX 2506



11102241110224











ベートーヴェン:Pfソナタ3番Op.2-3,8番Op.13「悲愴」/M.ポコルナ(pf)/111 0224




SV8054SV8054











ブラームス:Vcソナタ1番Op.38,2番Op.99/A.ナヴァラ(vc)A.ホレチェク(pf)/SV 8054




CMB14CMB14











バッハ:6つの無伴奏VnソナタB.1001~1006/S.ヴェーグ(vn)/CMB 14




1111701-31111701-3











バッハ:6つの無伴奏Vc組曲B.1007~1012/M.サードロ(vc)/111 1701-3




LD500063LD500063











ブラームス:Vcソナタ1番Op.38,2番Op.99/A.シュミット・ド・ヌヴー(vc)R.ニーバー(pf)/500063


 
306











自主制作CDR/ブラームス:Vn協奏曲Op.77/P.マカノヴィツキー(vn)R.アルベルト指揮ミュンヘンpo.



266











自主制作CDR/モーツァルト:Vn協奏曲3番K.216,4番K.218/P.マカノヴィツキー(vn)K.リステンパルト指揮ザール室内o.



292_2











自主制作/モーツァルト:2VnのためのコンチェルトーネK.190,協奏交響曲K.297b/P.マカノヴィツキー,G.F.ヘンデル(vn)J.ボップ(fl)A.フルニエ(hr)K.リステンパルト指揮ザール室内o.他



LDE3068











自主制作CDR/フォーレ:歌曲集/月の光,5つのヴェネツィアの歌,幻の水平線,無言の贈物,歌,まぼろし,閉ざされた庭/C.モラーヌ(br)L.ビアンヴニュ(pf)



LD03












自主制作CDR/モーツァルト:Fl四重奏曲(全4曲)/K.285,285a,285b,298



25CL8003











自主制作CDR/ラヴェル:ソナチネ,水の戯れ,高雅で感傷的なワルツ



SAXF181 2











自主制作/ショパン:英雄ポロネーズ,幻想即興曲,バラード1番,スケルツォ2番,練習曲(4曲),ワルツ(3曲),夜想曲/S.フランソワ(pf)


Silent Tone Record 

先日更新した新着LPを紹介します。


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 ドビュッシー:Vcソナタ,Vnソナタ/A.レヴィ(vc)G.ジョワ(pf)(Vcソナタ),M.C.トゥヴニー(vn)F.トゥヴニー(pf)(Vnソナタ)/NLB 6101
 

19世紀フランスを代表する作曲家の1人クロード・ドビュッシー、同時代のモーリス・ラヴェルらと共に印象主義の音楽ともいわれる。その特徴は簡単に言うとバッハ・モーツァルト・ベートーヴェンなどとは異なった響きを持っている事にある。それまでの作曲の理論(機能和声)とは異なる方法を用いる事により、あの独特な響きが生まれる。多くの傑作を生んだドビュッシー、当盤に収められる2曲は彼の作品の中ではあまり聴く機会がないかも知れない。しかしその美しい響きはここでも聴く事がきる、特にアンドレ・レヴィのチェロの美しさは筆舌に尽くしがたい。LP愛好家の中でしか知られていない演奏家だが是非一度聴いて頂きたい1人。

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先日更新した新着LPを紹介します。


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シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ,ベートーヴェン:ユダス・マカベウス変奏曲/D.シャフラン,S.クヌシェビツキー(vc)D.ツェヒリン,A.ツィブツェフ(pf)/720 026

 LP期最高のチェリストの1人ダニール・シャフランによるシューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ、他。シャフランの録音の殆どはMelodiya(メロディア)だが、一部他のレーベルにも存在する。ETERNAには当番盤とバッハ:無伴奏チェロ組曲6番B.1012(720 038)を残すが、何故かバッハに比べこのシューベルトはあまり見ない。勿論珍しいだけではなく、演奏も素晴らしい。シューベルトの美しい旋律を歌曲を歌うが如く奏でるシャフランのチェロの音色に、時間が経つのを忘れてしまうだろう。

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前回の新着LPについてご紹介します。


ASDF172ASDF172










ベートーヴェン:交響曲6番Op.68「田園」/A.クリュイタンス指揮ベルリンpo./ASDF 172
 
ラヴェルの管弦楽曲集をはじめとしたフランス音楽、また幻想交響曲やベートーヴェンの交響曲全曲録音等で有名なベルギー出身の指揮者アンドレ・クリュイタンス(1905〜67)。音楽家の父、ベルギーという環境が、フランス・ドイツ音楽両方を得意とした彼の礎を築いた。ベルリン交響楽団とのベートーヴェンは全曲あり、ベルリン交響楽団にとっても最初の全曲録音になった。当時の常任指揮者カラヤンではなく彼が何故選ばれたのかは不明である。フルトヴェングラー 時代の面影を残すベルリン交響楽団とクリュイタンスによる奇跡的名演と言える。是非とも聴いて頂きたい。

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前回の新着LPについてご紹介します。


SAXF181 2SAXF181











ショパン:英雄ポロネーズ,幻想即興曲,バラード1番,スケルツォ2番,練習曲(4曲),ワルツ(3曲),夜想曲/S.フランソワ(pf)/SAXF 181
 
アルフレッド・コルトーに見出され、エコールノルマルでイヴォンヌ・ルフェビュールに、パリ音楽院でマルグリット・ロンに教えを受けた20世紀フランスを代表するピアニストの1人サンソン・フランソワ。その特徴は19世紀の巨匠を受け継いだようなアゴーギク、隠れた旋律を浮かび上がらせる様なアクセント、独特のリズム等あるが、とにかく非常に魅力がある演奏。当盤は1960年代初期ステレオ録音、後年SAXF 861、CVD 861等で発売されるが当盤がステレオオリジナルになる。どれもフランソワ節全開のショパンだが、個人的にはバラード1番はSP・LP・CDを通して最高の演奏の1つだと思っている、これに肩を並べるのはホロヴィッツくらいだと。良くも悪くも個性的な演奏、賛否両論あろうが一度は聴いて頂きたいショパン。

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