新着の自主制作CDRからそれぞれの作品をご紹介します。

シューマン:Pfソナタ1番Op.11/M.タリアフェロ(pf)/LA 1001
マグダ・タリアフェロ(1893~1986)は、ブラジル生まれの女流ピアニスト。コルトーに学びフランス音楽、特にフォーレの演奏は作曲者を唸らせる程だった。SP時代の録音からデジタル録音期まで録音があり、’81年当時90歳近い年齢で録音されたフォーレ作品集でも変わらぬ素晴らしさを聴く事が出来た。このシューマンは1950年代の録音、年齢も50代と思われるが90歳近い年齢であれだけの演奏を残した人の50代の演奏である、とても力強く若さ溢れるという形容をしたくなる。これぞタリアフェロの魅力の詰まった1枚。オリジナルLPの在庫もあります。同じくデュクレテ・トムソン(Ducretet Thomson)に録音にされたショパンも近日CDR化の予定。

Silent Tone Record