こんにちは。
ここの所自主制作CDRばかりの更新ですが、懲りもせず新着CDRの更新を明後日します。
今日はそれと少し関係があるのですが、1950年代の名演・名盤、そして板起こし(盤起こし)について書こうと思います。

現在販売している自主制作CDRは著作権の関係で録音・発売から50年以上経過しているものですが、これから10年20年と経過した時に果たして1970年代以降に発売されたLPの盤起こしを制作するかは疑問です。 それは1970年代以降のマスターテープは比較的状態の良いものが残っており、既にそれを原盤にCD化されている、それから1970年以降の録音が、それ以前の演奏に比べて総じて魅力がないと言う事。
アナクロニズムと言われればそうなのかも知れませんが、やはり良くも悪くも聴きやすくなっているのです。勿論全てがそうだと言うのではなく総じてそういう傾向にあるように思うわけです、何時の時代も「昔は良かった」と言う人がいますが私もそうなのかも知れません。
勿論現在も素晴らしい演奏家がいますし、私もそういう演奏家のコンサートに行きCDを買います。
CDは44.1khzというサンプリング周波数で記録され、レコードはCDではカットされてしまう周波数帯域もカバーしているのでLPの方が音が良いというだけでなく、演奏・録音・プレスという過程でその時代・場所などの個性がCD以上に分かりやすく表れ、それが魅力になっている。やはりやるならそういう録音をデジタル化したいのです、そしてあわよくば多くの方に買って頂きLPの魅力を知って頂く入り口になればと思っているのです。
勝手な事を長々と書いてしまいました、それでは明後日お楽しみに。

Silent Tone Record