Silent Tone Recordのブログ

2012年10月よりクラシック・レコードの通信販売専門店として開業したSilent Tone Recordのブログです。大学で西洋クラシック音楽をはじめアジアの民族音楽を学んだ店主がクラシック音楽を中心に、音楽、食、旅、日々の出来事を綴っていきます。

タグ:カラヤン

10月14日分の新着LPの中で在庫がある商品をAMAZONにアップ致しました。
次回は10月28日に新着LPのお知らせを予定しております。
自主制作CDRの販売を一部再開致しました、こちらから購入頂けます。
 
重複する商品もございますが、試聴機能も充実している新しいwebサイトご覧頂ければと思います。 
 
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最近Livedoorデパートに更新したLPの中からお薦めを御紹介します。


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チャイコフスキー:交響曲4番Op.36/H.v.カラヤン指揮ベルリンpo./2530 883
カラヤンのチャイコフスキー:交響曲4番はLP期におそらく6回録音がある。初回はCOLUMBIAに1953年(英:33CX 1139、仏:FCX 274)、2回目目もCOLUMBIAに1960年(英ステレオ:SAX 2357、モノラル:33CX 1704)、3回目がDGGに1966年(139 017 SLPM)、4回目がHMVに1971年(SLS 833(4~6番の箱のみ))、そして5回目が当盤1976年、6回目がDGGに1984年(415 3481)。最も有名なのが3回目録音だろう、そして最も珍しいのが6回目とこの5回目録音、LP最後期の6回目録音が珍しいのは解るが何故かこの5回目はみない、プレスが少なかったのだろう。演奏は初回がフィルハーモニアo.、最後がウィーンpo.、残りはベルリンpo.、オーケストラの違いはあるが年代を経るごとによく言えば重厚に、悪く言えば重くなってくる。個人的には初回録音が好きだが、カラヤンのチャイコの軌跡を知るには必要な1枚だろう。

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